サーモンが釣れる!?釣り堀に行った話【広島県廿日市市】

おでかけレポート

夏の暑さも落ち着き、過ごしやすくなってきた10月下旬。

お天気も良いし、自然あふれる場所でおいしいお魚が食べたいな~と調べていたところ、

ブランド魚「広島サーモン」が釣れる釣り堀があるらしい!

ちるく
ちるく

サーモンが釣れるの!?

早速行ってきたので、その様子をレポートしていきましょう。

どのくらい釣れたのか、サーモンは釣れたのか、総額いくらかかったのか、おすすめの時期も参考にどうぞ♪ 

釣り堀の紹介

紹介するのは広島県廿日市市にある、万古渓(ばんこけい)養魚観光センターさん!

アクセス手段は車のみ。宮内交差点から廿日市佐伯線を通り、小瀬川沿いを上った場所にあります。

廿日市ICからは40~50分ほど。すぐ近くに2カ所の無料駐車場がありました。

釣り堀営業時間は

平日:午前10時~午後4時(※オーダーストップ:午後3時)

土日祝:午前10時~午後5時(※オーダーストップ:午後4時)

定休日は火曜・水曜、お盆明けと年末年始もお休みです。(天候等による臨時休業のお知らせは公式Xまたはインスタグラムを確認してください)

川釣りの定番、ニジマス釣りができ、釣ったお魚をその場で調理して頂ける釣り堀となっています。

この万古渓養魚観光センターが、広島産ブランド魚「広島サーモン」発祥の地なのです。

広島サーモンとは?

ニジマスは川で生まれて海で大きく育ち、また生まれた川に戻ってきて産卵するお魚です。

皆様ご存じ、鮭と同じですね。というより、鮭とマスの明確な違いは無いそう!

お寿司屋さんや鮮魚売り場でよく見る「トラウトサーモン」とは、海に降りて大きくなったニジマスのこと。

一般的に、川だけで生涯を過ごすものを「ニジマス」、ニジマスが海に出て大きくなったものを「トラウトサーモン」と呼んでいるんだそうです。

魚の身の色は食べているエサの色素で変わるので、海で大きく育つ間に身が赤くしまっていくんですね。

ちるく
ちるく

もとは同じ魚でも、大きさや身は全然違うんだね!

こちらの万古渓養魚観光センターでは、七瀬川の清流を引き、無投薬で卵からニジマスを育成しています。

大きくなったニジマスたちは海へと運ばれ、さらに立派な「広島サーモン」に成長し、翌年またこのふるさとへ帰ってきて綺麗な清流でのびのびと過ごすそうです。

広島サーモンについては、万古渓養魚観光センターの公式サイトでも詳しく紹介されているので、ぜひ見てみてください♪

この養魚観光センターの釣り堀では、同じ環境で育ったニジマスだけでなく、帰ってきたサーモンも釣ることができるんです!

釣りスタート!

午前中のほうがお魚が元気でエサへの食いつきが良いそうなので、平日のオープン時間に行きました。

無料駐車場に車を停めて、神社の鳥居を目印に橋を渡ります。

左手に進むと養殖用のいけすがあり、看板を頼りに奥へ進むとありました!

釣り堀と食事処「ますの家」さん♪

釣り堀の受付

釣り堀の料金は「竿・えさセット」が1組100円。えさが無くなればおかわり自由です!

釣った魚はすべて買い取りで、100gあたり250円となっています。

「釣りはしたいけど、生の魚には触りたくないよ~」という方もご安心ください♪

受付で軍手(100円)が用意されていました。

釣り堀の料金表

手ぶらで来て釣りができるのは釣り堀の良いところですね♪

その他で持って行くと安心な物は、帽子などの日差し対策と、虫避けグッズ、手が汚れて何度も洗うのでハンドタオルなどです。

竹の器に入ったお団子状の練りエサをもらって、いざ釣りスタート!

ニジマスの練りエサ

釣り堀のいけすは2つあり、「大きい魚」と「小さい魚」のいけすに分かれていて、どちらで釣っても大丈夫。

広島サーモンは「大きい魚」の方に放流されることがあるそうで、この日も「ミニサーモン放流中」の文字が!

わらわら
わらわら

サーモン釣りたい!

私たちはもちろん、「大きい魚」のいけすでサーモンを目指します!

釣りの手ごたえを楽しみたい方や、お刺身にして食べたい方は「大きい魚」のいけす、

たくさん釣りたい方や、力の弱いお子様は「小さい魚」の方がおすすめです♪

やる気充分のわらわらさん

エサを針につけて、いけすに糸を入れた瞬間からツンツンと魚が突いてる感覚が!

最初はエサを上手に取られてばかりでしたが、えさの量やつけ方を調整したり、引き上げるタイミングを変えてみたりと工夫して…

ついに釣れました!!

先に釣れてドヤ顔のわらわらさん

わらわらさんがニジマス一匹目を釣り、すぐに私もニジマスを釣り上げました✨

この日「大きい魚」のいけすにいたニジマスは、このくらいが平均サイズでした。

エサに反応があってすぐに竿を上げると、針のかかりが浅くて何度か魚が逃げてしまいました。

逆に、しっかり飲み込んでから引き上げると魚の喉奥に針が埋まってしまって、ニジマスが可哀そうなことに…

針が取れない時はスタッフさんにお願いして取って頂きました。

ペンチなどで取るのかと思いきや、割り箸を使ってぐるんぐるん…ポロッ!

忙しいなか手間をとるのは申し訳無いと思いつつ、初めて見る方法にびっくり感心😲

ちるく
ちるく

スタッフのお姉さんありがとうございます!

釣り堀では釣った魚をバケツに入れることも多いですが、こちらの釣り堀では網をいけすの端や水路につけて入れておきます。そうすることでなるべく新鮮なニジマスをおいしく食べられるんですね♪

釣りの結果

サーモンが釣れたのか、先に結果をお伝えします。

結果は……釣れませんでした!!!

ちるく
ちるく

1回大きな手ごたえがあったけど、引き上げたら針が外れて逃げられちゃって…

あれはきっとミニサーモンだった!

大人2人でそれぞれ1回ずつエサをおかわりし、約1時間のんびり釣りを楽しんで、釣れたのはニジマス7匹!気にせず釣っていたら、10匹くらい釣れそうな勢いでした。

グラムにすると7匹で925g。「大きな魚」のニジマスは1匹100~200gくらいでしょうか。

わらわらさんは途中からコツを掴んでポンポン釣り上げていたんですが、食べる量やお財布と相談しながら調整しました(笑)

季節や時間帯、他のお客さんの状況によっても変わると思いますが、参考になると嬉しいです😊

たくさん釣っても、持ち帰り容器や袋に入れて渡してくれるので安心です!

調理方法・サイドメニュー

釣ったお魚をどうするか、精算時に持ち帰り・調理方法を選べます。

お魚メニューは釣り堀の受付けで注文・会計を済ませ、その場で食べる場合のサイドメニューやドリンクは店内レジで注文しましょう♪

どちらも料金先払い制で、出来上がったら名前を呼ばれるので受け取りに行きます。

持ち帰り料金(1匹あたりの料金)

・氷詰め…追加料金なし

・腹開け(内臓を出してすぐに料理できる状態)…20円

​・串打ち(腹開けをし、竹串を打った状態)…50円

・三枚おろし(骨取り、皮付きの状態。フライにおすすめ)…360円

・刺身ブロック(骨・皮取り。お好みサイズに切ってお刺身に)…360​円

車で10分弱の距離に岩倉キャンプ場があります。釣り堀で楽しんだあと串打ちにしてもらって、バーベキューで自分で焼くのも楽しそうですね♪

調理料金(1匹あたり)

・お刺身…360円

・あらい(刺身の氷締め)…360円 ※夏季メニューのため、訪問時は終了していました。

・塩焼き(大)…250円 (小)…140円

・から揚げ(大)…250円 (小)…140円

万古渓養魚観光センター公式Xより

川魚は独特の臭みがあるイメージでしたが、綺麗なお水で育ったお刺身は臭みもなくプリプリで美味しいです😊

サイドメニュー・ドリンク(会計別・先払い制)

・塩むすび(3個入り)…420円

・ご飯…180円

・ます汁…120円

・瓶ビール(麒麟/アサヒ)…600円

​・日本酒(温/冷)…360円

・ノンアルコールビール…350円

・ペットボトルジュース…170円

調理法やサイドメニュー等を注文したら、好きな席に座って待ちます。お水・ドリンクはセルフサービスです。

店内に飲食物を持ち込む際は、持ち込み料500円(1人あたり)かかるのでご注意ください。

(釣り堀やテラス席などの店外は、飲み物等を持ち込んでも大丈夫とのことです)

店内は畳の座敷席とテーブル席がありました。

魚の大きさや混み具合でお待たせすることがあるとのことでしたが、店内には子ども用のおもちゃがあったり、座敷席からは窓越しに釣り堀の様子が見られたりするのでゆっくり待ち時間を過ごすことができます。

過ごしやすい季節は、外のテラス席が気持ちよさそう!

空気が澄んでいて、すぐ近くの川のせせらぎが聞こえて癒されます✨

川沿いのテラス席

テラス席はペットも同伴可なのも嬉しいポイントですね♪

お魚の手前が塩焼き、奥がから揚げ

外を少し散歩したり店内でのんびり待っていたら、お料理が出来上がりました。

メインのニジマスは塩焼きとから揚げを一匹ずつ。サイドメニューには塩むすびとます汁をつけました。

ニジマスの塩焼きはまったく臭みが無く、から揚げもおいしさにびっくり!外はカリっ、中はふわっとしていて、何もつけなくても美味しいです。

わらわら
わらわら

からあげうまっ!!

と、わらわらさんは何度も言っていました(笑) 子どもたちにも人気だそうですよ♪

ます汁もニジマスのお出汁がしっかり出ていて、ほっとする味でおいしい~✨

新鮮なお刺身をその場で頂くか迷ったのですが、お刺身はブロックで持ち帰り用に。残りの2匹も塩焼きとから揚げで1匹ずつ持ち帰り用にして頂きました。

店内で食べている間、持ち帰りの刺身ブロックが傷まないように預かっていて下さり、「帰り際に声をかけてください🙂」と安心の心遣い。

店内で食べきれなければ、持ち帰り用パックも頂けるのでお子様連れにも嬉しいサービスです。(お刺身は不可)

いくらかかった?

まず釣り代は、釣り竿1本100円(エサつき・おかわり自由)が2人分で200円

釣ったお魚は100g250円。7匹で925gだったので2312円でした。

調理代は刺身用ブロック(360円)1匹と、塩焼き大(250円)3匹、から揚げ(250円)3匹で、合わせて1860円

トータルすると、大人2人で合計4372円でした!

支払いは現金のみ。カードやスマホ決済は対応していないのでご注意ください。

持ち帰り分は腹開け(1匹20円)だけしてもらって、家やバーベキューで焼いたらもっとお安くなりますね。

持ち帰った残りのお魚は夕飯のメインになったのでお得感😋

いつ行くのがおすすめ?

万古渓養魚観光センターに行くおすすめのタイミングは、ずばり春~初夏の平日午前中です!

ニジマスも暑さ寒さが強まると動きが鈍くなってしまうので、春秋が釣りやすいシーズン

暑くなりすぎる前の過ごしやすい時期で、3~4月は近くの桜を見ながら釣りを楽しむことができます。テラス席には藤棚があり、5月初旬には綺麗な藤が咲いているそうです。

公式Xより

また、初夏から期間限定で広島サーモンの料理を提供されています。

5月以降は釣り堀にも広島サーモンが放流されていることもあるそうなので、運が良ければ自分でサーモンを釣って食べられるかも…!ぜひチャレンジしたいですね♪

とはいえ、ベストシーズンはもちろん混雑必至。ゴールデンウィークやお盆などはとてもお客さんが多いため、料理提供などに時間がかかります。

ベストシーズン以外でも土日はお客さんが多いため、平日の方がゆったり楽しめますね。土日にしか行けない方は、オープン時間を狙うとお魚も元気で料理提供もスムーズとのこと。

私たちが行った10月下旬も暑さが和らいで過ごしやすく、ニジマスも釣りやすいシーズンです。平日の午前中だったので落ち着いていて、他のお客さんは4組ほどでした。

夏は午前中に釣り堀を楽しみ、近くのキャンプ場で自分たちで魚を焼いて川遊び♪というのも楽しそうですし、逆にあえて釣れにくい冬に挑戦し、寒くなったらマス汁を食べて温まる…なんて静かな大人の楽しみ方も良いですね♪

それぞれの目的にあったタイミングで楽しめますように😊

まとめ

自然の中で癒されながら釣りを体験でき、おいしいご飯を食べて、とっても満足なおでかけになりました♪

サーモンリベンジしたいので、広島サーモンが提供されている時期にまた行きたいと思います!

<参考サイト>

万古渓養魚センター

公式サイト インスタグラム X(旧Twitter)

ちるく
ちるく

天候・臨時休業などの最新情報は、インスタグラム・Xでチェック!

コメント

タイトルとURLをコピーしました